【PPMツール導入事例インタビュー】
CAE Inc.の防衛セキュリティ担当PMOディレクターSylvain Beaudry氏へのインタビュー
トランスクリプト
私の名前はSylvain Beaudryです。私はCAEで、DNS運用のグローバルPMOディレクターを担当しています。CAEは多国籍のトレーニングソリューション会社です。私たちは、民間および軍事用途の両方における飛行シミュレーションの世界的リーダーです。
CAEについて、教えてください。
私は、CAEは現在世界で最大のフライトシミュレータの基盤を持っていると思います。そして、ほとんどの大手航空会社では、パイロットの訓練の一環におけるフライトシミュレーションにおいて、CAEシステムまたはCAEシステムのスピンオフが使用されています。乗客の安全の源とも言えます。そのため、私達は私達の製品が最高中の最高の品質であることを保証することに大きな責任があります。
なぜPPMツールを採用されるのですか?
私達のビジネスのほとんどはプロジェクトのまわりにあります。プロジェクト化された環境で、私達はリソース、あるいはタイムライン計画でさえ、すべての情報を1か所のソースに統合したいと考えていました。これまで、必ずしも統合されていなかったさまざまなシステムを組み合わせて使用してきたため、Planiswareのような財務追跡、単一のデータソースによる可視性の向上などが可能となるソフトウェアを選択することになりました。
CAEはどのように顧客毎のプロジェクトを管理していますか?
まずは、販売している基準となる製品(スタンダードプロダクト)を持っていたいと思うでしょう。そこから特別な製品や特別な変更が必要な場合、顧客毎に対応可能なカスタマイズ機能が必要となります。特に私が勤務している軍事部門では、単純な既製のソフトウェアでは対応できない、非常に具体的なニーズを持つ顧客がいます。そうした特定の顧客の要望に応えるため、私たちはプロジェクト構造を管理する必要があります。
なぜCAEはPlaniswareを選んだのですか?
私たちは、月末毎に非常に複雑なプロジェクトレビューサイクルがあり、各プロジェクト間で多くのやり取りが発生します。そのため、ツールを選ぶ上で、関与者全員が同時に作業できる環境であることが不可欠でした。それは私たちが目標へ到達するための、重要な勝利ポイントの一つでした。他には、資金調達能力、カスタマイズできるかどうか、Oracleなど既に使用している他のソフトウェアへの統合、レポート機能など、も考慮に入れました。それらすべてが私たちの選択を減らしました。
PlaniswareはCAEでどのくらいの規模で使用されていますか?
実際進行中のプロジェクトを踏まえると、2500件ほどになるでしょう。その他の値としては、アクティブユーザーの数として、現在約600〜650人程となります。これはRMなので、リソースマネージャー、作業パッケージマネージャー、プロジェクトマネージャー、PMO、および管理者が該当します。
Planiswareチームとの協業はいかがでしたか?
Planiswareチームは、全体を通して素晴らしかったです。自分の持った印象がチームと同じであることを確認するために、私は少しベンチマークを行いました。素晴らしい可用性と高い柔軟性。これこそ、プラニスウェアのそのものの特徴だと考えます。非常に柔軟なソフトウェアで、顧客毎の特定のニーズに応えることができます。カスタマイズのオプションはたくさんあり、チームも同じように取り組んでいます。彼らは、“製品にとって何が面白い(必要)か”という視点を常に持ち、一方で、「みんな、その方向に進むのはよそう。面白そうではあるけれど、ベストプラクティスではない"と、いう判断もできます。そのように、彼らは業界のベストプラクティスの中でもとりわけ面白い事例からの視点を与えてくれます。
Planiswareを使用する上で最も良い点は何ですか?
私は文化の変革について話すことが多々あります。私たちにとってPlaniswareは、単なるソフトウェアの導入といった話には留まりません。それは実際には文化的変革と物事の見方ややり方を変えるため、またこれまでと異なった方法を選ぶためのCAEの旅の一部です。私たちはベンチマークを行う必要があり、いろいろな事例を知る必要があります。ベストプラクティスを取り入れることは不可欠です。Planiswareは、多くの大企業とのパートナーシップを結んでいて、私たちはそこから学ぶことができます。もちろん、全てとは言いませんが、学びにつながる事例は多く、我々に知識をもたらしてくれます。Planiswareがソリューションの観点から私たちにもたらしていることに加え、こうしたインテリジェンスを組み入れていくことこそが、Planiswareと仕事をする最大の魅力です。
Sylvain Beaudryさん、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。