第1回目:プロジェクトエコノミー時代における必須のマネジメント手法

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今日、多くの企業がビジネス環境の急速な変化に適応し、変革を起こす手段として次々とプロジェクトを立ち上げています。限られた経営資源で最大の価値を創出するためにはプロジェクトの組み合わせを最適化し適切に実行する必要があり、プロジェクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)の重要性が高まっています。 本連載では複数回に渡ってPPMの概要について紹介していきます。初回となる本記事ではPPMの全体像を紹介します。

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第2回目:パーパス・ミッション・ビジョン、経営戦略、ロードマップ、戦略投資枠

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今回は企業のパーパス・ミッション・ビジョンと、ビジョンに至るまでの方向性と道のりを定めた経営戦略およびロードマップ、そして戦略の実行に必要不可欠な経営資源の配分に関する戦略投資枠について説明します。これらは企業が今後歩む方向性に関するものであり、PPMの他のマネジメント領域(ポートフォリオレビュー、アイディエーション、ステージ・ゲート、など)における意思決定に影響を大きく与えるため、非常に重要なトピックです。

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第3回目:ステージ・ゲートプロセス

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本記事ではイノベーションの実現に至るまでの過程をマネジメントするために有効なステージ・ゲートプロセスについて説明します。
ステージ・ゲートプロセスはイノベーションを実現するまでに必要なステップ(アイデア出し、事業性検証、開発、上市、など)を一連のプロセスとして定義し、そのプロセスを管理可能な複数のフェーズとゲートに分割している点が特徴です。各ゲートでプロジェクトを評価することで、フェーズを経るごとに不確実性を減少すると同時に、プロジェクトの付加価値を高めていくことができるため、初期フェーズでは投資額を少なくし、後続フェーズに進むにつれて投資額を増加させるといったリスクマネジメントの観点から特に有効なプロセスとなります。

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第4回目:プロジェクトマネジメント(アーンド・バリュー・マネジメント:EVM)

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本記事ではアーンド・バリュー・マネジメント(EVM)について記載します。専門的なプロジェクト管理を必要とする、特に航空宇宙や防衛、エンジニアリングや建設、あるいは大規模なデジタル化プロジェクトなど、「プロジェクトオーナーと請負業者」の関係が重視される業界・プロジェクトにおいて、EVMはベストプラクティスとして認識されており、弊社製品のPlanisware EnterpriseはEVMに関するソリューションを提供しております。

 

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第5回目:プロジェクトマネジメント(ダイナミックプランニング)

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本記事ではダイナミックプランニングについて記載します。ダイナミックプランニングではプロジェクト関係者が同じプラットフォームを活用し、プロジェクトデータを関連付けて一元管理することで、1つのデータの変更に対して関連データが自動で更新する連動性を確保します。これにより、計画変更に対してタイムリーにプロジェクトの現状が正しく反映されるため、プロジェクトマネジメントの複雑性を軽減するとともに、正しい現状理解に基づいた適切な意思決定を下すことが可能となります。ダイナミックプランニングは環境変化が大きく、複雑さが増す現代において、価値を創造・提供し続けるために必須のプロジェクトマネジメントアプローチです。

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第6回目:プロジェクトマネジメント (モンテカルロシミュレーション)

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プロジェクトリスクマネジメントでは様々な手法を通じて、定性・定量の両面からリスクを分析していきますが、本記事では定量的分析の代表的手法であるモンテカルロシミュレーションについて紹介をします。
プロジェクト実施中にダイナミックプランニングで新たなリスクに対してプロジェクト計画を適宜見直し、環境変化へ適応させるとともに、プロジェクトの初期計画策定の段階で想定される不確実性とリスクを洗い出し、それらがプロジェクトのスケジュールやコストなどにどのような影響を与えるかを把握して、事前に対応策を検討することもリスクマネジメントの観点から重要です。
 

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