新しいデジタルチームメンバー
Planiswareの進化したAIアシスタント、Oscarを紹介します。Oscarはただのチャットボットではありません。企業のプロジェクト・ポートフォリオ・マネジメントの複雑さをナビゲートしてくれる、各ユーザー専属のアシスタントです。

PlaniswareのAIアシスタントであるOscarが、チームが洞察を得て意思決定を行い、プロジェクトを成功に導くプロセスを変革しています。
会話主導のプロジェクトマネジメント
ポートフォリオに関する洞察を得るために、複雑なレポートを作成して複数の画面を行き来する必要があった時代は終わりを迎えています。 Oscarなら、自然な言葉で質問するだけで、すぐに答えが返ってきます。
「Oscar、ポートフォリオのOKRを作成するにはどうしたらいい?」
と質問すれば、Oscarは数秒のうちに、自社固有のドキュメントやPlaniswareの標準ドキュメントを横断的に分析し、関連資料を特定・要約して回答します。
次のようなことも要求できます。
- 「このプロジェクトの開発フェーズの詳細スケジュールを作成して」
- 「デジタル変革ポートフォリオの予算実績を見せて」
- 「このプロジェクトでモンテカルロシミュレーションを設定・実行して」
Oscarは自社独自の用語を理解し、Planiswareのデータに直接接続することで、学習訓練の労力なしでパーソナライズされた洞察を提供します。
インテリジェントな自立性を備えたエージェント層
Oscarの知能の中核にはエージェント層があります。これはオーケストレーションエージェントとゼロコードエージェント設計を組み合わせた高度な仕組みで、単なるQ&Aを超えた対応を可能にします。
オーケストレーションエージェントは、予測、リスク評価、リソース最適化など、複数の特化型エージェントを連携させ、それらを統合的なワークフローに組み上げます。Oscarは、複雑な要求を複数のステップに分解し、Planisware環境と動的に連携します。また、状況に応じて、自律的にタスクを計画・実行することもできます。
![[Unified Platform][25Q1] AI Orchestration Agent Diagram](/sites/default/files/styles/max_789_x789_without_focal_point/public/2025-10/%5BUnified%20Platform%5D%5B25Q1%5D%20AI%20Orchestration%20Agent%20Diagram.png?itok=v5jX7RVv)
このエージェント層によって、Oscarは以下の能力を備えます。
- 曖昧な指示や高度な命令を、目的指向の推論で処理
- 複数のモジュールをまたぐワークフローを自動で構築
- 自社固有のプロセスについて、ステップバイ・ステップの案内を提供
Planiswareにはいくつかの設定済みAIエージェントが標準で含まれており、アドミニストレーションモジュールのAIエージェントの設定セクションで追加のAIエージェントを簡単に設定できます。ゼロコードエージェント設計により、求める結果を自然な言葉で説明するだけで新しいロジックを定義できます。コードを書く必要はありません。そしてオーケストレーションエージェントが、各サブエージェントを調整し、作成したワークフローがモジュールをまたいでも首尾一貫して機能するようにします。

結果としてOscarは、単に要求に応えるだけでなく、プロジェクト成果を推進し、チーム全体の認知的負荷を軽減する真のインテリジェントアシスタントとなります。
デモ動画で例をご覧いただけます。
「Oscar、モンテカルロシミュレーションを手伝って」
これに対し、Oscarはただデータを取得するのではありません。関連するプロジェクトを見極め、必要な入力を確認し、モンテカルロモデルを呼び出して結果を視覚的にまとめて解析まで実行します。
Oscar: 戦略実行を支えるPlaniswareのエージェント型AIアシスタント
※【日本語字幕の設定方法】動画再生画面右下の設定より、字幕 > 自動翻訳から「日本語」を選択した状態でご覧下さい(自動生成された機械翻訳です)。
エンタープライズ水準のセキュリティ
データセキュリティは妥協できません。だからこそ、Oscarには、設計段階からエンタープライズレベルのセキュリティが組み込まれています。

ロールベースアクセス制御
既存のPlaniswareのセキュリティ設定を尊重し、ユーザーは自身の役割に応じた情報のみアクセスできます。
さらに、各AIエージェントのアクセスは、アプリケーション内の特定のコンテキストやページに制限できます。
データ主権の準拠
Oscarはすべてのクエリーを、既存のデータ環境とエンタープライズLLMの範囲内で処理します。プロジェクトやリソースに関する機密データが外部に出ることは一切なく、Oscarは厳しいデータ主権要件にも対応しています。
透明性
回答作成のためにOscarが参照したドキュメントは常に明示され、ガバナンス基準を確保します。
容易に導入可能
Oscarは、使い慣れたPlanisware環境のツールバーから直接ご利用できます。追加の個別ログインや複雑な設定は不要です。
Oscarからドキュメントベースの回答を得るには、自社のエンタープライズLLMとの接続を設定するだけです。
新しいAIチームメートを迎える準備はできていますか?
Oscarは、バージョン7.1以降のPlanisware Enterpriseでご利用いただけます。
最新のAI機能を最大限活用するには、7.1.5以上へのアップグレードをおすすめします。
よくある質問
自社のPlanisware環境でも動作しますか?
もちろん動作します。お客様のドキュメンテーションを通して、カスタム構成やカスタムフィールド、自社用語を含めて適応します。
Oscarが扱うデータは安全ですか?
セキュリティは、最優先事項です。Oscarは既存のセキュリティフレームワークとエンタープライズLLM内で動作し、アクセス制御とガバナンスを維持します。
利用するのには、どのくらいトレーニングが必要ですか?
最小限です。チーム内の会話で質問をするように、すぐに利用できます。Oscarは自然なやり取りを通じて、Planiswareの新しい機能の発見もサポートします。