ジョンソン・エンド・ジョンソンについて
ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニーは、豊富な経験と幅広い診療領域をカバーすることで、人々が健康に長生きできるようサポートをしています。テクノロジーを活用し、手術全般と整形外科領域向け機器、カテーテル治療に関する自社の専門知識を他社のアイデアと組み合わせて、医師と患者のニーズに応えた製品とソリューションを設計し、提供しています。
課題
デジタル化が進む昨今、効率的なデータ管理に重きを置いているのはIT企業だけではありません。
ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニーでは、外科、整形外科、カテーテル治療に役立つ豊富なデータのおかげで、顧客のニーズにより応えやすくなりました。
同社は、14ものプラットフォームを構築していましたが、R&Dプロジェクトの評価のためにプラットフォーム統一の必要性に気づきました。IT 部門も、IT リソースの管理を統合する独自の要件を持っていました。
くわえて、複数の組織で構成されているため、800人ものユーザーがデータ変動を理解し、プロジェクトとポートフォリオを要件に適応するためには統一されたガバナンスモデルが必要でした。
統一モデルの構築は難しい課題ではありますが、それによってプロジェクトのポートフォリオを効率的に表示できるようになり、計画統合にかかる時間と労力を削減し、結果的に顧客のニーズにこれまで以上に応えることが可能になります。
いかに戦略的優位性をもたらすか
事業内容について十分な情報共有がされた後、ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニーのプロジェクト・ポートフォリオマネジメントプロセスを改善すべくPlanisware Enterpriseが導入されました。
このプロジェクトにおける目玉のひとつは、フランチャイズグループ内で一元化されたビューを可能にする「OneMD」の作成でした。 Planisware Enterpriseにより、各フランチャイズは統一された環境でのオペレーションが可能になり、事業目標に柔軟にフォーカスすることができるようになりました。
データがもたらす効果
プラニスウェアのチームは、ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニーにシングルソースオブトゥルースを提供することを目標に定め、同社の IT インフラストラクチャを統合すべく迅速に計画をたてました。
ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニーはPlanisware Enterpriseを活用し、以下のことを実現しました。
効率の向上
- IT インフラストラクチャの統合。複数ツール間の調整が不要になり、単一システムで操作できるため、便利になりました。
- 全ビジネスユニットの重要なマイルストーンが強調され、透明性が向上しました。
- 高度なポートフォリオレポートの作成。 信頼できる最新データにいつでもアクセスできるため、8 週間分のデータ収集、マッピング、調整作業にかかる労力が不要になりました。定義されたテンプレートで開始地点と変更点を作成でき、プロジェクト作成やプロジェクト実行中のピボット管理にかかる負担を軽減しました。
可視化
- 効果的な意思決定、リスク軽減を可能にする一貫したシングルソースオブトゥルース
- わかりやすいタイムラインと前提条件を取り入れた整合性のある財務報告
- リアルタイムで利用できる健全なポートフォリオ
複数組織における柔軟性
- プラニスウェア独自の「Activetab」と Microsoft Excel を統合することで、ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカルカンパニーの各社は、KPI をプログラムに適合させ、プログラム間でロールアップしながら、独自の Excel フォーマット、数式などを利用することができます。
プラニスウェアは、ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカルカンパニーが可視性と柔軟性を維持した組織変革を進めるため、また、同社がデータを効果的に活用して市場を把握し、世界をリードする製薬会社として成果を出し続けるためにサポートを続けています。