導入事例

リソースの透明性不足から、効率的なリソース管理システムへ：Bosch Global がどのようにリソース配分プロセスを刷新したのかをご紹介します。

サンゴバンの建設関連事業に従事するR&Dチームおよびコーポレート・イノベーションチームは、維持管理が困難でユーザーフレンドリーとは言えない、自社開発の旧式ツールに代わる新たなシステムを必要としていました。この新システムは、各事業の特性を尊重しつつR&Dプロセスを統一する機会となり、将来的には他のR&D部門やグローバルエンジニアリング、マーケティングなどの機能への展開も視野に入れられていました。サンゴバンは2018年、イノベーションマネジメントの統合と効率化を推進するため、Planiswareを導入する決断を下しました。

世界80か国、5,600人のエンジニアが関わるプロジェクト群。Tractebelが直面していたのは、複雑化する業務フローとリソース管理の壁でした。 ENGIEグループの一員として、原子力、再生可能エネルギー、インフラ分野における最先端のエンジニアリングを提供してきたTractebel。しかし、グローバルに広がる多数のプロジェクトを効率よく運営するためには、従来のやり方では限界がありました。そうした中、2021年に導入を決めたのがPlanisware。プロジェクト管理の統合と標準化を目指し、同社はどのような変革を遂げたのでしょうか── この変革の舞台裏を、Tractebelのアプリケーションマネージャー ヨアン・フォンタニエ氏、そしてPlanisware側のエンゲージメントマネージャー ギヨーム・ホールドナー氏が語ります。

当初CAE社では、複数のシステムが統合されておらず、財務データの管理やEACレビュー（完了時見積）に膨大な時間と労力を要していました。非効率なデータ抽出や手作業の二重入力により、エラーが頻発し、Excelの限界を超えた管理に頭を悩ませていたのです。さらに、スケジュール管理とリソース管理ツールも分断され、業務の複雑さは増すばかりでした。そんな混乱を一変させたのがプラニスウェアでした。